清真寺 清の康熙23年(1684年)建立のモスク。建化区の清真寺通りにあるが、礼拝や集会の場としての役割は果たしていない。周りには白い帽子姿の回族が住んでおり、参観は自由。 このモスクは、清朝の民族風味の漂う、煉瓦造りのもの。東西2棟の寺社がある。総面積は4k㎡。大殿・拝殿・竈殿・拱殿と、それらに付属する建物で構成されている。 東寺の竈殿の屋根には、高さ1.9m・直径0.9mの金瓢箪があり、上部にはイスラム教を象徴する三日月の装飾がはめ込まれている。また、内部の壁にはコーランがアラビア語で記されていて、東西の大殿は500人の信徒が礼拝できる広さを持つ。

|